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うぬぬほ

仮面ライダーBLACK Blu-ray BOX 1の座談会ネタバレ感想

東映ビデオ:仮面ライダーBLACK Blu-ray BOX

私だ
今日発売だ
遂にこの日が来てしまった…
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本編画質はDVD同様相変わらずチラチラしてますが比較的クリアになり、
色とかテロップとか人物やキャラクターの輪郭がくっきりしたと思います
場面によってはBlu-rayの方が暗く見えるかな?
BLACKのマスクがアップになった時、細かな汚れや傷が確認できるのはちょっと感心した
合成シーンまでくっきりしてて合成感アップしてるのは何とかなじませて欲しかったな
まっ、円谷作品みたいな細かい修正はしないか
メニュー画面が無音なんですが、
項目を選択する度に「ヂュクシッ」みたいなBLACKが構えをとる時の音がしたり、
項目を決定すると「キュアアアン」と変身時の胸のマークが光る時の音がしてワロタ
さて、お目当ての座談会PART1です
メンバーは倉田てつを氏、田口萌(当時:田口あゆみ)さん、好井ひとみさん、
吉川進プロデューサー、小林義明監督の5名で、時間は40分ほど

BLACK制作の経緯を吉川Pが解説
・特撮は制作費がかかり、いい漫画原作があっても評価の高いアニメになる流れがあった
・更に子供の人口も減っていたこともありライダーシリーズはスーパー1後、休止状態になった
・しかし宇宙刑事ギャバンが製作され海外輸出されると世界中でヒットしライダー復興の流れに
・旧作が放送されていた頃、毎日放送の営業局長だった斎藤守慶氏が社長になっており、更に気運が高まった
ギャバンすげえ
BLACKに宇宙刑事シリーズのスタッフが起用されたのも頷ける
大葉さんもフランス行った時師匠の千葉真一氏より先に声かけられたらしいからな
そもそもギャバンが企画されたのはスーパー1が終了して、
東映の単体ヒーロー物の番組がなくなったからってのもあるからなあ
ライダーと宇宙刑事の関係は深いですね

BLACKのデザインについて
・渡邊亮徳氏が当時の流行色だったブラックを取り入れた
・「悪の組織から脱出し正義に目覚める」「バイク」「昆虫がモチーフ」等、旧要素を踏襲しつつ、一新する方向へ
・小林監督「怪獣(ゴルゴム怪人)は(従来のシリーズと比べて)きったないなあと思った」
・田口さん&好井さん「日曜朝10時に似つかわしくないくらいグロテスク」
BKACKは石森御大が本当にやりたかった仮面ライダーという説はちょっと違うようで
やはりその後制作された真・仮面ライダーの方だったそうな
ゴルゴム怪人の造型は今見ても凄いですね

オーディションについて
・肝いりだったため大々的に行われた
・倉田氏は東映俳優センターに所属しており何某かの下押しもあって起用された
・勿論素材もいいからこその起用であって、もっといい人がいれば違ってたかも
・田口さんはヒロイン最終選考4人に残った際、周りがみんな年下でかわいかったのでやるなら悪役だと思った
・オーディションはアクションとお芝居が行われ、男女別々にやっていた
・女子は水着審査があったが、BLACK本編には戦隊シリーズのような水着回はなかった
・当時オーディションと言えば水着審査があったが今はない、つまり特に深い意味はなかった
・好井さん曰く水着審査は露出度の高い服を着る場合があるためや、身体に痣や傷等がないかの確認
・好井さんはオーディションなしで起用された
この辺ぶっちゃけすぎててワロタ

寝ていたかのように全然喋ってなかった小林監督が倉田氏に話振られて喋る
・(倉田氏は)下手くそな俳優さんだなあと思った
・小林監督はクランクイン10日前に急遽起用されたのでオーディションを見ていなかった
・倉田氏は自分が選んだ俳優ではないので責任はなかったが業務命令もあったので全力で指導した
・BLACKを見ていた子供達の中にはNHKのプロデューサーや教授になった人もおり、未だに感想を送ってくれる
・光太郎と秋月教授の大事なシーンがあるので倉田氏と菅氏を呼び出してリハを行った
・「お前全然駄目だな」と言われた倉田氏、クランクイン前からgkbr
・BLACKの時は倉田氏を全然ほめなかったが、1年後のRX1話では「お前上手くなったね」とほめた
・BLACKの時は倉田氏に俳優としてのキャリアがまだなかったのでほめる余裕がなかった
・BLACKの時にほめたのは1話のバッタ男の中に入った時だけ
・BLACKで5~6年振りに一緒に仕事をした好井さんのことは「昔の方が癖がなくてよかった」とほめなかった
・一番大変だったのは準備する時間がなかったこと
・宇宙刑事のように(アクションに比重を置いて)やってくれと頼まれた
・BLACKは敵に強制的されて変身する力を持ち、敵を倒せば自由=人間に戻れるということに比重を置いた
・なのでその説明として1話ラストはBLACKから光太郎へオーバーラップするシーンにした
・実はこれ以前に東映スパイダーマンが夕陽の中でスーツを脱ぐシーンを思いついて撮ったのだが原作者にいらんと言われた
現在は倉田氏も好井さんも監督が厳しく指導されたのは俳優として育ててやるという愛だと理解されてるそうです
吉川P曰くアクション物は時代劇と同じで歩く走るといった基本的な所作が重要になるので、
倉田氏が1話でバイクから降りて秋月家の玄関に入るシーンを妥協せず何遍もやらされたんですね
スーアクの次郎さんも立つ歩くを非常に研究されていたそうで、EDの歩くシーンがむちゃくちゃかっこいいんですな
バッタ男からBLACKへオーバーラップするシーンは、まず前者を撮って同じ位置に後者が入れ替わる方法だったので、
次郎さんがBLACKに入っているため着替えることができず、背格好が近いのが倉田氏しかいなかったそうです
倉田氏のぎこちなさが却ってよかったそうでワロタ
BLACKから光太郎へオーバーラップするシーンは凄く深い意味があったんですね

その他
・全方位から熱い思いを持った人が集結して制作された
・石森御大も「BLACKが駄目だったら仮面ライダーはもう世に送り出さない」と言った
・1話冒頭の光太郎が歌舞伎町を逃げ惑うシーンは大作映画を撮るレベルのたくさんの照明と人員が用意された
・1話完成試写パーティーに偉い人を呼んだりしてかなり大がかりにやった
・改造手術シーンは前貼りのみの格好でワイヤーに吊され、腹筋のみで姿勢を保っていた
・好井さん「改造手術シーンは全裸に近い2人の若い男性が吊されていたので目のやり場に困った」
・監督は俳優がキツい目にあうシーンで可哀想と思わない、そうでなければ撮れない
・RX1話で20分もの間ワイヤーで吊られて回転させられた倉田氏、吐きそうな顔のアップは演技ではなくマジ
・変身ポーズは金田監督率いるアクション班の考案
・ビシュムの目から光線を始めとする超能力の動作は合成するまでどんな風になるか分からないので何パターンも撮った
・好井さん曰く大神官の衣装は「メガワンタン」
・ビシュムはメイクの上に透明なマスクを付けているので、寒いとマスクが曇り暑いとメイクが流れたのその都度微調節が必要だった
・三神官の着ぐるみは中の人の演技が活きるように目が出ているデザインになった
・三神官は三者三様の歩き方をしているが、「足」という感覚は出してはいけないと指示された(基本浮いてる設定)
・小林監督が東映を離れて円谷で仕事をしていた時、ワイヤーを使うかCGを使うかで意見が割れたことがある
・ワイヤー(を用いた特撮やアクション)を映すところがいいところではなくて、することができる場所がいいところ
・CGはなんだってできちゃうから凄いとは思わない、生身の人間がやるから迫力がある
BLACKへの熱意凄かったんだな、伝説的番組を再興させるんだって熱意が
メガワンタンクソワロタ
初期のショッカー怪人に通ずるものがありますね
小林監督や吉川PがCGに否定的なのはやはり昔から携わってきた人らしいなと思いました
いや貴重な話ばかりだったわ

座談会PART2は次巻かな?

仮面ライダーBLACK Blu‐ray BOX 1 [Blu-ray]
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by dogyagyan | 2014-12-05 23:33 | 仮面ライダー